加齢臭の原因となる「ノネナール」を消し去るための洗浄力の強さと、肌に刺激を与えないで洗いあがりもさっぱりする泡立ちの良さはしっかりチェックしましょう。いい香りがしても肝心の臭い成分を香りでごまかすようなボディソープでは、持続性には期待できません。
また、いい成分が含まれていても、泡立ちが悪いボディソープはその能力を発揮できません。泡立てることによって肌の凹凸にしっかりと有効成分が肌に張り付いて、臭いの原因を浮き上がらせて洗い流してくれるからです。とはいえ、実際にどれくらい洗浄力があるか泡立ちが良いのかは、それぞれのボディソープを使ってみないとわからないかもしれませんが、まずは各商品の特徴をチェックしてみましょうね。
加齢臭など男の臭い対策のために毎日使いたいボディソープや石鹸。毎日使うからこそ、こだわりたいのが使いやすさです。
ボディソープには、石鹸に比べると次のような利点があるのでおすすめです。
(1)ボトルに入っているため清潔
浴室は湿気が多い場所のため、石鹸かすなどにカビが生えやすくなりますがボトルに入っているので安心。
(2)泡立ちやすいのですぐに使える
石鹸のように溶かす必要がないのですぐに泡立てることができ機能的です。
(3)水分が残っていても水に溶けない
石鹸ケースに溜まった水で石鹸があっというまにトロトロということがありません。
(4)成分が劣化しづらく安心して使える
石鹸は濡れた状態と乾燥した状態が交互に発生し、香料などが変化することも考えられますが、ボディソープは容器に入っている分劣化しづらいです。
(5)旅行や出張などのときにも携帯ボトルで持ち運べる
最近、界面活性剤や鉱物油の危険性について取りざたされています。しかし、市販されているボディソープで無添加と書かれていても、成分表をしっかり見てみると界面活性剤や鉱物油が入っていることが多いのをご存知ですか?
界面活性剤とは、水と油を混ぜるときに使われる物質で、石油などで合成的に作られたものを合成界面活性剤といいます。でも、自然界にない物質なので体に悪影響を与えたり、下水処理でも分解できず汚染の原因になっています。
私たちは皮膚からも水分を吸収しているので、洗い残しなどがあったら体内に吸収されるのですが、合成界面活性剤は吸収されても分解されません。だからこそ、毎日使っていただくボディソープは、添加物が少ないか、合成活性剤が使われていないものを選んでいただきたいですね。